タンパク質画像は動画の時代に

時間分解クライオ電子顕微鏡法(time-resolved cryo-electron microscopy)と呼ばれる手法は、生命の分子機構の静的なスナップショットを撮影していた構造生物学者を、これらが動作する仕組みを明らかにする動画を撮影する映画監督へと変えた。

老化の研究が面白くなってきている。細胞の老化がどのように個体の老化を引き起こすのか。長らく謎だったその仕組みが徐々に明らかになってきた。老化細胞の除去薬の開発や老化に果たす免疫の役割など、注目すべき研究成果を次々に発表してきた東京大学医科学研究所の中西真教授と金沢大学の城村由和教授(当時、中西研究室助教)に話を訊いた。

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